tanto tempo 4匹の猫との暮らし

 日々の猫、ときどき旅とご飯の記録。

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最期の時

 

プーコが旅立って1ヵ月が経ちました。

ずいぶん昔のことのような、つい昨日のことのような・・・
どうやら私は過去の記憶をまとめて同じ引き出しにしまっているようで
記憶も感覚も分からなくなって来たので
重たい話で申し訳ありませんが、
忘れないうちにプーコの最期の時を記そうと思います。


2015年9月24日12:45
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随分弱って来たので、9月のこの大型連休中に逝ってしまうんじゃないかと
ヒヤヒヤしていましたが、乗り切ってくれたので
連休明け24日の朝、残り少なくなった点滴パックを買いに動物病院へ。
ただこの日は点滴用の置針がまだ数日大丈夫とのことだったので
プーコを残して一人で行きました。

前日の23日の朝から急にプーコは食欲を失い
鯛を焼いても、大好きなマグロや甘エビのお刺身にも
堅く口を閉ざして、全く食べなくなっていました。

意識も朦朧としているようなので
先生に「もう連れて来ることは出来ないと思います」と
お世話になったお礼を告げ、涙をこらえて病院を後にしました。


9月24日16:38
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この日、急ぎの仕事があったので出社したものの
プーコが気になったので、仕事の合間に帰って来ました。
私が居ない間にオシッコしても出来るだけ濡れないように
ベッドの縁を潰して、ベッドも広く改良。
帰った時にはまだしていなかったのに
しばらくしたらタイミングよくオシッコしてくれたので
シートを替え、お尻もキレイに拭いてまた仕事に戻りました。

不思議なことにギンガの時も今回のプーコも
いつも私の仕事のスケジュールを知っているようなタイミングだったので
この日も次のオシッコまでには帰って来られたんですよ。


9月24日22:34
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何も食べないと体力がなくなるので
夜、シリンジに栄養価の高い流動食を入れて口元に持って行きましたが
プーコはすでに旅立ちの準備を始めていたのでしょうね。
もう好きなモノを十分食べて気が済んでいたのかな
食べないと決めていたらしく、一切口を開けようとはしませんでした。

強引にこじ開け、
ほんの少し流し込んだ液体さえむせるように苦しがったので諦めました。
その後呼吸が速くなったので、青ざめたけれど
しばらくして落ち着いてくれました。

抱っこ大好きなプーコは
抱っこするといつも私の顔を見上げてくれました。
この頃から徐々に苦しそうな深い呼吸をするようになって
見ているのは切なかったけれど、残された時間がもうないから
普段あまり撮ってなかったプーコの動画も残しました。


9月24日23:35
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ソファーでは腕枕をしてあげられないし
狭いと点滴の管を挟んでしまいそうなので、この夜はリビングにお布団を敷くことに。
モナはもういなかったけれど
ペルとクミンもやって来たから、カメラを構えたら
写真立てのギンガも上手くフレームに収まって良い記念撮影が出来ました。


9月25日00:00
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目覚めた時にはもう逝っているんじゃないかと思うと
眠ってしまうのが怖かったけれど
可愛いプーコを撫でながら眠り・・・
朝、私が目覚めた時にはプーコはすでに起きていたけれど
眠れなかったのか憔悴し切って、
呼吸はさらにゆっくりと深いものになり辛そうでした。

もう本当に別れの時が近づいている・・・
けれど、それが5分後なのか1時間後なのか、
それともこのまま半日生きてくれるのか・・・?

プーコをいつもの定位置のソファーに移動して
抱っこしたり、横になった方がラクかなと、下ろしてみたり・・・
仕事を休んで、目を離さないつもりでずっと側にいたのに
その時は、ほんの少しプーコから離れた隙にやって来ました。

11時過ぎに静かに寝ているプーコに「トイレに行って来るね」と席を立って
トイレに入った直後、ガサッとビニールのすれるような音。
慌てて引き返すと、痙攣を起こしたようでプーコの脚が震えていました。
急いで抱き上げギュッと抱きしめるとおさまったので
プーコを下ろして「すぐ戻ってくるね、ちょっと待ってて」とトイレに行き
戻って来るとプーコもシートにオシッコを。
キレイにしてあげようと抱き上げると今度は首がうなだれたまま。
「プーコ? 逝ったの? お前は逝ったのか?」
驚いてプーコの顔をあげると、その瞳はもう光を失っていました。


9月26日01:13
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あんなに頑張っていたのに、あっさり逝ってしまったのは
本当に最後の最期まで力を使い尽くしたからなんでしょうね。
きっとプーコは私が目を離す時を待っていたんだと思います。
最初に抱き上げた時に痙攣のショックで本当はすでに逝っていたのか
それとも私がトイレに入っている間だったのか?
どのタイミングで逝ったのか分からなかったけれど
それだけ静かな旅立ちだから、大きな苦しみはなかったよね?

プーコの名前を呼んでひとしきり泣いた後
最後に好きだったブラッシングをしてあげようと抱き上げると
「フゥ〜」とため息のような声が聞こえました。
驚いてプーコを見ると、わずかに開いた口からもう一度「フゥ〜」と鳴き声が。
ただ身体に残っていた空気が吐き出されただけだと思いますが
まるでプーコがお別れに
「ありがとう」と言ってくれたような気がしてまた泣けました。

夕方社長のAさんが駆けつけてくれ、一緒に泣き
夜は可愛いプーコを抱きしめて一緒に眠りました。
冷たくなっていたけれど、硬直していた身体も再び柔らかさを取り戻し
お似合いの白いリボンを巻いた姿は安らかな表情で
まるで眠っているようでした。

プーちゃん、本当によく頑張ったね。
とってもえらかったよ。ありがとうね。
ゆっくり向こうで休んだら、また母ちゃんのところに戻って来てね。
ずっと、ずっと待ってるよ。




モナの件ではまた新たなご心配をおかけして申し訳ありません。
怖がりなモナのこと、きっと上手に隠れているんだと思いますので
諦めずに探したいと思っています。
温かい励ましのお言葉、本当に感謝しています。ありがとうございました。


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Comment

2015.10.26 Mon 12:30  管理人のみ閲覧できます

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2015.10.26 Mon 18:57  管理人のみ閲覧できます

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2015.10.26 Mon 20:41  

もう、ひと月経ったんですね…

記事にする時は辛かったでしょう
それでも、今記事にする事には意味があると思えます。
〈あの時〉の状態、情況、そして、何より感情…
記録する事によって整理できる事もあるのではないでしょうか…

プーコちゃんは、プーコちゃんの選んだ時に
旅だったんだと思います。

それは、プーコちゃんの
〈悲しむ顔を見せたくない〉気持ちと、
〈悲しむ顔を見たくない〉気持ちの狭間だったんじゃないかな…

最期まで頑張り抜いたフタリですから
静かで穏やかな時が与えられたのだと思います。

立派な生き様でしたね、
記録に残してくれてありがとうございます。

2015.10.26 Mon 21:02  

もう一月たったんですね。
ベルも最期同じでした。
ちょっと目を離したすきに逝ってしまいました。
でも、最期抱き上げると、フーって。
最後のご挨拶をしてくれたんだな~って思いました。

モナちゃん、最後に見かけたところに潜んでいるのかも。
うちの場合、本当に何回も何回も探したところに潜んでいました。
真夜中に小さい声で呼ぶと、本当にかすかな声で答えてくれて。
人も、車も寝静まった頃だったので、勇気をだして鳴いてくれたのかもしれません。きっと近くで潜んでいるんでしょうね。
一日も早く帰ってきますように。

2015.10.27 Tue 21:35  

こんばんわ。
プーコちゃんの最期のこと・・
お辛い中、書いてくださってありがとうございます。
静かな旅立ちだったんですね。
プーコちゃん、本当に可愛くてお利口さん。
うちのももも、プーコちゃんみたいに頑張れるかな。


ご冥福を心よりお祈りいたします。



2015.10.27 Tue 23:04  

こんばんは。
プーコちゃんの最期、こうしてきちんと
記事にしてくださったんですね。

プーコちゃんのお顔を見ていると
なんだか今でもすぐそこにいるような気がします。

ずっとconaさんについていてもらって
幸せな時だったんじゃないかしら。
プーコちゃんのお顔がそういっているように思えて。

プーコちゃん、本当によく頑張ったね。
ゆっくり休んで、お友達と楽しい時を過ごしてね。
ギンちゃんとも仲良くね☆

conaさん、本当にお辛い中なのに
ありがとうございます。

モナちゃん、どうかみつかりますように☆

  • #-
  • ちゃめちゃめママ
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2015.10.31 Sat 14:10  

こんにちは。

もう1ヵ月になるのですね。
プーコちゃんの最期のこと、
教えていただいてありがとうございます。
立派な素晴らしい生き様ニャン生でしたね。
conaさんの愛情をいっぱい受けて、
conaさんのそばから穏やかに旅立てたこと、
しあわせであったと思います。

今は苦しみから解放されて虹の橋で美味しいもの
食べて、走りまわっているのでしょうね。
プーコちゃん、ゆっくり休んで、いつの日か
conaさんのところ戻ってきてくださいね(*^^*)

寒くなったり暑くなったりと体調の崩しやすい季節、
conaさん、ご自愛なさってくださいね。

モナちゃん、早く見つかりますように。

2015.11.01 Sun 23:57  

こんばんは。

猫さんって、自由気ままに生きてるって言われるけど、
本当は、ちゃんと相手のことを気づかってくれるんですよね~。

おトイレも、conaさんが帰ってくるのを待っていたんだと思います。
conaさんが帰って来て、安心している様子が目に浮かびます。

でも、最期は、悲しむconaさんの事が心配だったんでしょうね。
だからきっと、分からないように離れていったような気がします。
プーコちゃんは、とてもお母さん思いの賢い子なんですね^^。

絶対、帰って来ますよ。私も、そう信じたいです。
  • #o4rjoBl6
  • たまのしっぽ
  • URL
  • Edit

2015.11.04 Wed 15:59  コメントありがとうございます

鍵コメさん

コメントありがとうございます。
本当にプーコはよく頑張ってくれました。
私を気遣ってくれたのでしょうね、
点滴もお薬も抵抗することなく
最期まで、本当に力の限り一緒に闘ってくれました。
看取るのが役目と分かっていても、淋しいですね。
でもおっしゃるように、
最近プーコは幸せなにゃん生だったとつくづく思います。
飢えることもなく、いつも温かいベッドでゆっくり眠り
19年も大きな病気や怪我をすることもなく
私を含め仲の良い猫とゆったり過ごせたんですものね。
本当にありがとうございました。


鍵コメさん

コメントありがとうございます。
重たい話なので、本当はわざわざ書かなくても・・・
との思いもあったのですが
やはり私にとっては忘れたくない大切な出来事なので
辛い思い出だけど、プーコとの最期の思い出だし
記録したかったんです。
会わせられなかったけれど
いつも応援して頂いたのはプーコも知っているので
きっとご挨拶に行ったと思います。
いつも支えてくださって本当にありがとうございます。


風人さん

いつもありがとう。
うん。辛いね。思い出すのは・・・。
でも忘れるのはもっと淋しいから
出来るだけ記憶が鮮明な時に残しておきたくて。
プーコがどんなに立派な猫だったか
どんなに愛情深いコだったか言葉に残しておきたかった。
読んでくれてありがとう。


betipaさん

コメントありがとうございます。
ベルちゃんも同じように
最期に挨拶していったんですね。
淋しいけれど、忘れられない思い出ですよね。

そうですか、betipaさんのうちのニャンコも
迷子になって、帰って来たんですね。
やっぱりまだ近くにいるのかな。
毎日探してるんですけどね。
本当にモナちゃんに、早く帰って来て欲しい。


ひかりさん

コメントありがとうございます。
本当にプーコは最期の最期まで頑張って
力尽きるまで頑張ったから
波が引くように静かに逝けたんだと思います。
ももちゃんはまだまだ頑張るから
もっとずうっと先の話ですよ。
ひかりさんも大変ですが頑張ってくださいね。


ちゃめちゃめママさん

コメントありがとうございました。
プーコとは本当にずっと一緒だったので
私もまだいるような気がして、居ないことに慣れないです。
でもきっと、ストレスなく毎日楽しんで生きたからこそ
長生きしてくれたんだと思います。
プーコは幸せな猫だったと。
向こうにはギンちゃんもいるし
ゆっくり休んだらまた帰って来てくれるかな。
その日を楽しみに待ちたいと思います。


のんさん

お久しぶりです。
読んで下さってありがとうございました。
本当に、立派な最期でした。
賢くて、可愛くて、わがままで気が強くて
でも本当はおおらかで優しいコ。
そんなプーコと19年も一緒に暮らせて幸せでした。

きっとゆっくり休んだら
帰って来てくれると信じて待ってます。
ありがとうございました。


たまのしっぽさん

コメントありがとうございました。
そうですよね。
猫ってわがままに見られますけれど
本当はとっても愛情深くて賢い生き物。
今回のプーコを見てさらにそう思いました。
ずっと一緒だったから、こちらの気持ちも
たぶん全部お見通しだったんじゃないかな。
残念だけれど、そんなプーコと暮らせた19年間は
かけがえのない宝物です。
ありがとうございました。







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Puko プーコ ♀
1996年9月10日生まれ(推定)
生後2ヶ月頃、傷だらけで知人宅の庭先に現れたため保護され、
その日のうちに何故か我が家に。
人見知りだったが、今では
抱っこ大好きの甘えん坊さん。


P8314735_convert_20101106185035.jpg

Ginga ギンガ ♂
1998年6月10日生まれ(推定)
2011年4月10日
(12歳10ヵ月)空に還る。
初めてミルクから育て
私の腕の中で旅立った
我が家の初代王子。


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Perla ペルラ ♀
2008年7月16日生まれ(推定)
生後2週間程度で、
人も入れないビルの隙間で
鳴いている所を近所の方が発見。 たまたまそこに通りかかり、
一緒にレスキュー隊を呼んだ事が縁で我が家の一員に。
まだまだ遊び盛りの、
マイペースなお嬢猫。


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Monaca モナカ ♀
2010年8月20日生まれ(推定)
生後2ヶ月くらいで
近所の駐車場にて発見し保護。
3ニャンと
仲良くなれそうなので、
そのまま我が家のコに。
野良ちゃんだったせいで、
未だに怖がりさん。
早く馴れてくれないかなぁ~。

Cumin クミン ♂
2013年3月26日生まれ
麻布十番の譲度会で出逢う。
埼玉のWell Cat Home
タンタンよりやって来た
ギンガ以来の我が家の王子。
ただいまスクスク成長中♪

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cona

Author:cona
necomamma改めました。
よろしくおねがいします。

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