tanto tempo 4匹の猫との暮らし

 日々の猫、ときどき旅とご飯の記録。

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二つの選択肢

2011年3月24日
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発病してからのギンガはすっかり甘えん坊になって、
いつも私に抱っこをせがむようになっていたので、同じような写真がいっぱいです。
24日のこの日も出勤前のお昼まではいつものように元気に甘えていました。
まさかこの夜にまた病院に行くことになるとは・・・。
一体どのくらいの時間ギンちゃんは苦しい身体で私を待っていたのでしょう。

2011年3月25日 12:07
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25日の朝病院に迎えに行った時、先生からショッキングな話がありました。
もし今回ギンちゃんの傷口が塞がり助かったとしても、
すでに肝臓に転移して出来ているたくさんの腫瘍は次々に破裂し、
いたずらにギンガを苦しめることになると。
ならば、出来るだけ苦しませない方法を考えてあげるのも選択のひとつであると。

頭の中にある言葉が浮かびましたが、それはあまりにも恐ろしい選択で
しばらく言葉にすることが出来ませんでした。
何度も何度も声に出そうとしながら、なかなか出て来ない言葉をやっと絞り出すまで
先生は忍耐強く待ってくださいました。
「それは、安楽死ということでしょうか?」私の切れ切れの質問に
先生はお辛い選択でしょうが、お勧めしますと。
そして、もちろん自宅で最期の時を待つと言うのも
選択のひとつであると付け加えました。

2011年3月25日 12:50
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最期の時とは・・・?
もしもギンガが今回と同じように苦しんでいるのをそのままにしていれば
それは最期の時になるのでしょうか?
私の質問に先生はそうなると思いますと答えました。
何度輸血をしても、傷口が塞がらなければ輸血の意味はなく、
苦しみを長引かせるだけだと。
すぐには決断できないでしょうから、考えておいてくださいと。
安楽死か自然死か。
すでにこの時、ギンちゃんにはもう治療と言う選択肢はありませんでした。

2011年3月25日 13:51
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どちらが良いのか答えはすぐに出せるはずもなく、
二つの言葉を繰り返しながらギンガを見ている内に
気持ちがある方向に向かって行きました。
私の意志でギンガの命を止めるなんて・・・やっぱり出来ない。
それは一生懸命病気と闘っているギンガに対する裏切り行為です。
私も一緒に闘おう。

2011年3月25日 15:078
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病院から帰ってすぐには辛そうな表情をしていて心配していましたが、
午後くらいからは食欲も復活して、もしかしたら大丈夫なんじゃないかと
ギンガの生命力の強さを感じていました。

2011年3月25日 17:04
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そして夜、友人を迎える頃にはショボショボだった目も
すっかり開いて元気一杯のこの表情。
この顔を見ている内にダメかも知れないと言う不安よりも、
もう大丈夫と言う安堵の方が勝っていました。

ギンガはとっても怖がりで、家を一歩出るのも鳴き叫んで異常に怖がる猫でした。
そのストレスはもしかしたら、とても脆いと言うこのガンの
新たな腫瘍の破裂に繋がるかも知れない・・・。
そう思うと、たとえ安楽死のためでも病院までの移動は彼を怖がらせ、
更なる痛みを与えた上ギンガを不安の中で死なせるような気がして、
痛みを伴ってもみんながいて安心出来る家で最期を迎えるのがいいように思えました。
そして何よりもギンガは私の猫である前に、自然の生き物。
自然の命に可哀想だからと勝手にピリオドを打つのは命に対する
冒涜のような思いもあり、ギンガの生命力にかけよう・・・そう思うことに。

その後ギンちゃんはもうダメかもと思うところを
何度も何度も復活してくれました。
くじけそうになる私に、
「ほら、また元気になったよ。だからあきらめないでね」と言わんばかりに。


どちらを選択するのも飼い主の方の止むに止まれぬ選択です。
自然死を選んだ私にもこれで良かったのかは分かりません。
でもこの選択はギンガの心の声だったような気がしています。

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Comment

2011.05.03 Tue 12:41  

先日 何気なく聞いていたラジオで
子供は空から この人の元へ行こう
決めて 生まれてくる
そんなお話をしていました。
ネコさんも同じ・・・

ギンちゃんもいろいろな事があって
conaさんの元へ・・・
だから その場所で家族と共にいる事が
ギンちゃんの願いだったと思います。
そう信じて 私もこの仔達を守っていきます。
頑張った ギンちゃんの目がとっても素敵です。

2011.05.03 Tue 14:19  

そんな苦渋の決断を迫られていたんですね・・・。
ドクターからのお話を聞いた時は、さぞお辛かったでしょうね。
私はconaさんの決断は間違っていないと思います。
最後の最後まで、conaさんを置いて行く事をconaさんが
悲しまないように、元気を出してくれるように、モナちゃんたちのことを
お願いねとでも言うように、ギンちゃんは頑張っていたような
気がするからです。
そして、最後の瞬間まで、conaさんとプーちゃん、ペルちゃん、
モナちゃんと一緒に居たいと願ったような気がするから・・・。
ギンちゃんは今、虹の橋から大好きだった家族を、お友達を
あの優しくて強いまなざしで見守ってくれてますね。

2011.05.03 Tue 20:00  こんばんは

辛い選択だし、どっちが正しいなんて答えはないと思うけど、私だったらconaさんと同じ選択をしたと思います。
病と闘っている、苦しんでいるコの辛さを考えると先生のおっしゃる選択しももちろん有効かもしれないですし、その選択を間違っているということはできません。
ただ、私は最後まで看取る強さを持ちたいと思います。
見ている方ももっとつらいと思うから。
conaさん頑張ったね。
きっとギンちゃんは今頃つらい身体から抜け出して元気に走り回っているよ。
conaさん、ありがとうって言いながら・・・

2011.05.03 Tue 23:48  

ギンちゃんのキリリとした姿、素敵です。
なんて強くて優しい瞳なんでしょうね。

どちらかを取るというのは難しい選択です。
これはきっと動物を家族として暮らす人の、永遠の課題なんでしょう。
それでもギンちゃんにとって、conaさんの想いはとても強い力になったんじゃないでしょうか。
写真を拝見して、本当にそう感じました。

2011.05.07 Sat 00:56  

conaさんの辛い辛い日々を思うと、胸が引きちぎれそうです。
でも、私も皆さんと同じく、conaさんの選択は間違っていないと
思います。
だって、ギンちゃんの沢山の写真と真正面から向き合えるってことは
conaさんができる限りのことはした、という表れではないかと
思うからです。
そして、最後のギンちゃんの生きる気力のあふれた目力を見たら
誰も邪魔することはできない!と思うのです。

それにしても、写真のどれもこれも、conaさんの愛情があふれてて
素敵な写真ばかりですね~♪

2011.07.03 Sun 22:20  ありがとうございます

ふ~ままさん
まちゃこさん
betipaさん
ねこぺんさん
BULANのママさん

とても辛い選択・・・
何度も何度もくじけそうになり、
本当は未だにこれで良かったのかは分かりません。
悪戯にギンガを苦しませただけ
だったような気もしています。
けれど、もしまた同じ様なことが起こったら
やっぱり同じ選択をするかも知れません。
重たいテーマを一緒に考えてくださって
本当にありがとうございました。







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Puko プーコ ♀
1996年9月10日生まれ(推定)
生後2ヶ月頃、傷だらけで知人宅の庭先に現れたため保護され、
その日のうちに何故か我が家に。
人見知りだったが、今では
抱っこ大好きの甘えん坊さん。


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Ginga ギンガ ♂
1998年6月10日生まれ(推定)
2011年4月10日
(12歳10ヵ月)空に還る。
初めてミルクから育て
私の腕の中で旅立った
我が家の初代王子。


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Perla ペルラ ♀
2008年7月16日生まれ(推定)
生後2週間程度で、
人も入れないビルの隙間で
鳴いている所を近所の方が発見。 たまたまそこに通りかかり、
一緒にレスキュー隊を呼んだ事が縁で我が家の一員に。
まだまだ遊び盛りの、
マイペースなお嬢猫。


PB109091_convert_20101113232634.jpg

Monaca モナカ ♀
2010年8月20日生まれ(推定)
生後2ヶ月くらいで
近所の駐車場にて発見し保護。
3ニャンと
仲良くなれそうなので、
そのまま我が家のコに。
野良ちゃんだったせいで、
未だに怖がりさん。
早く馴れてくれないかなぁ~。

Cumin クミン ♂
2013年3月26日生まれ
麻布十番の譲度会で出逢う。
埼玉のWell Cat Home
タンタンよりやって来た
ギンガ以来の我が家の王子。
ただいまスクスク成長中♪

プロフィール

cona

Author:cona
necomamma改めました。
よろしくおねがいします。

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